勉強会をやることにしました。
12/9、今週の水曜日です。
当面、毎週水曜日の午後、13時ごろから2〜3時間行おうと考えています。
ビジネスは考えなくなったら終わり
基本的には、表面的なテクニックではなく、基礎的なところでいこうかと。
なぜなら、表面的なテクニックだと、すぐに使えなくなってしまうからです。
逆に、基礎的なところや根本的なところをやっておくと、自分でテクニックを考えついたり、人が使っているテクニックを見分けることが出来るようになります。
その結果、人がやっているテクニックを自分の中に取り入れたり、応用できるようになります。
だけどまぁ、こうした地味なところって、あんまりやりたがる人、少ないんですよね。
テクニックや表面的なノウハウの方に群がる。
そして、そうしたノウハウは賞味期限が短いから次のノウハウを探し続ける。という、スパイラルにはまり込むわけです。
人ってほんと、楽が出来そうなものに群がります。だけど、ビジネスは考えなくなったら終わりです。
考えたくないんなら、人に使われればいい。そうすれば自分で考えなくてもすむから。
経営者でいる限りは、ずっと学び続けたり考え続けたりしなければなりません。なぜなら、周りが学び続けているからです。
赤の女王仮説
ある進化論の研究分野では、「赤の女王仮説」というものがあるそうです。
不思議の国のアリスという小説の中で赤の女王は言います。
「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」と。
つまり、現状を維持するのだけでも大変だということです。
ビジネスはまさに、「赤の女王仮説」が当てはまります。
ビジネスの世界ではいつまでも同じものを売り続けるのは困難です。
なぜなら、お客さんの欲求や要望が常に変化しているからです。そして、ライバルも常に変化しています。
結果、自分が一切変わらずにいれば、取り残されてしまいます。
「現状を維持するだけであっても、変わり続ける必要がある」んです。
だけど、安心してください
人間はもともと、チャレンジするのが好きです。
たとえばゴルフ。もし、ゴルフ場がお椀のような形をしていて、その一番下のところにボールが入る穴が開いていたとしたら・・・
ボールにちょっと触るだけで、ゴロゴロゴロゴロ、ボールが転がって勝手に穴の中に入ってしまうようなゴルフ場だったとしたら。
全ホールでホールインワン。誰がやっても、ホールインワン。
そんなゴルフ場があったとしたら、そこでゴルフやりたいと思います?
ゴルフをやったことがある人はわかると思いますが、ゴルフ場って、ワザと難しくなるように障害を作っていますよね。バンカーとか池とか。
ゴルフって、その障害をどうやって乗り越えるかが楽しいんだと思います。
子どもの遊びだってそうです
たとえば、積み木。始めのうちは簡単な組み合わせで積んでいても、そのうちワザワザ難しい組み合わせで積んでみたり、高く積んでいったり・・・
つまり、人間は、チャレンジして変わることを、本能的に楽しんでいるんです。
だから、変化を恐れる必要はありません。
ただ、ビジネスで変化をする場合には、学び続ける必要がある、ということです。
ビジネスで変化をする場合には、学び続ける必要がある
さらに、赤の女王は言います。
「そしてどっかよそに行くつもりなら、せめてその倍の速さで走らないとね!」、と。
ビジネスは、常に新しいことを続けていないと競争に敗れる、赤の女王の世界なのです。
常に学び続けなければならないのです。
だけど、どうせ学ぶなら、簡単に身につくけどすぐに使えなくなるものより、覚えるのは大変だけど、一度身につけたらその先、ずっと使えるものの方が価値があると思いませんか?
私が目指しているのは、そうした勉強会です
だから、誰でも簡単にすぐできる。というものは、単独では扱いません。
基本的なことや根本的なことを理解した上で、そうしたテクニックやノウハウを使う分にはいいんです。
ただ、便利な道具でも使い方を知っていないと、その道具を使いこなすことはできません。
で、使いこなせないから、次の道具、そのまた次の道具・・・、ということになってしまうんです。
もうそろそろ、そんなこと、止めませんか?
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